S3並木です。
前回は感染症の話を書いてみましたが、小林先生のお返事は的確でした。
(見ていない方は是非見て欲しいです)
みなさんの施設や診療所でもどのようにしているか、共有できる形で提示して頂けるとよいかと思います。特に中病院以上では難しいところがありますが、診療や小病院での基準などがあればとりまとめてもよいかと思っています(小林先生が筆頭でやれたらいいかなと考えています)。湯沢や揖斐でもいいですが、診療所に長くいる先生で、もし基準がある方は教えていただけると協会の記録や歴史に残りそうです。
今回は「心エコー」をテーマに書きます。
みなさん、診療所や病院で勤務していて心エコーをあてる機会はあるでしょうか?
おそらく、胃カメラや腹部超音波はするけども、心エコーは当て方もわからないなという方もいると思います。協会の中にいる限り、他の検査に比べてやれなくても良い検査として研修をしない先生もいるでしょう。
お腹はエコーでみるけども、心臓は何故見ないのでしょうか。見なくてもいいからでしょうか。この話は大腸内視鏡にも同じように言えることかもしれません。できたらもちろん良いけども、地域毎で違うというのが大方の意見で正しい意見かもしれません。
(ただそれだけでは技術研修もしたい後期研修医にとっては参考にならないと思います)
色々と意見はあるでしょうが、私は、地域医療を行っているものとして、出来るに越したことはないと思っています。そしてその解釈をよりよくできることが大事であると考えています(当たり前でしょうが)。
みなさまは、心エコーの結果をどれくらい診療に反映させていますか?技師さんと心エコーの結果について議論したことはあるでしょうか。
私は昨年より、ようやく本格的に心エコーを習い始めました。甲状腺や腹部エコーを学び始めたときと同じ気持ちで励んでいます。スクリーニングができ、(専門性の高くない患者限定ですが)自分の患者がフォローできることを目標にしています。
他の施設の先生方は心エコーを研修しているのでしょうか。している方はどのあたりを目標にしていますでしょうか。したい先生はどの施設ならば集中的にできるのでしょうか。大腸内視鏡も含めご意見のある方は是非教えていただきたいと思います。
また週末に西吾妻福祉病院のことについて書きます。